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【存在とは】2025/08/20

2025.08.20
コーチング ・ ファイナンシャル・プランニング ・ コラム
 
Facebookやyoutubeの投稿をみていて
哲学的に考えてみることがあります
 
今回のキーワードは「テセウスの船」
 
ドラマにもなった元の哲学的問いは
「ギリシャ神話の英雄テセウスが乗っていた船が、
 長い年月をかけて修理され、
 部品が全て新しいものに交換されたとき、
 その船は元のテセウスの船と同じと言えるのか」
というものです。
 
オリジナルの部品がすべて無くなったのだから
もはやコピーにすぎない 
という見方が大半ですよね
 
では、人間の身体は7年ですべて細胞が入れ替わるそうですが
いま現在の私は7年前のコピーなのでしょうか???
 
違いますよね 私は私。
 
さらにいうと
会社や町内会・サークルなど 
30年も経てば代表や経営者以外はほぼ入れ替わっています
 
それもニセモノと言えるでしょうか?
 
いえいえ 30年以上続いている団体や組織は
ちゃんと世の中に必要とされているから
存続しているのであって
脈々と伝統や組織風土が引き継がれているのです
 
では、「その人の存在」「その組織らしさ」とは
なんなのでしょう?
 
私は
主観的には
「人・組織が普段から行う言動・行動・ふるまい」
客観的には
「言動・行動・ふるまいから形成される評価」
の両面から醸成されるものと考えています。
 
客観な評価は、社会情勢にも左右されますので
なかなか急に変えることは難しいでしょう
 
しかし、主観的なものである
・社会への貢献
・問題が起こったときの対処
・周りの人や組織への態度
などは、いまからでも良い方向に向かわせることができます。
改善していけるのです。
 
自分や自社の存在意義を高めていくために
他責で考えるのではなく
常に自己を磨いて他者の幸せに貢献していくことを
意識していきたいですね。
 
未来のVISIONを現在のACTIONにつないでいく
人生と経営のナビゲーター 
キャッシュフローコーチ富山
有限会社ライフプラン研究所
https://lifeplan-labo.co.jp/
丹羽誠